2026年8月31日 公開
最初に、タイトルを見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今回”最終回”となることになりました。つまりは・・・そうです、帰任することとなりました。2017年10月に米国駐在生活がスタートし、約9年が経ちました。時間の流れを感じると共に、永遠というモノが無いことを噛みしめています。この約9年は私にとって長い時間でしたので、気持ちの整理に少し時間はかかりました。ただ、今は前向きな気持ち、これから始まるFutureに向け、歩みを強めたいと考えています。
それでは最終回、テーマも引き続き”日本と米国の違い”ということで、どうか最後までお付き合いください。
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米国駐在員が感じた日本とアメリカの違い(最終回)~北米の暑さとリチウム電池保護IC~
日本では知らない人からいきなり声をかけられることって少ないかなと思います。知らない人からいきなり声をかけられたら警戒してしまいますよね。アメリカの場合、結構知らない人からいきなり声をかけられることがあります。
例えば以下。
・美味しそうなものを持っていたとき、『それ美味しそう、どこで買ったの?』
・都市名が入ったご当地Tシャツや、スポーツチームのユニフォームを着ていたとき、『niceなTシャツ着てるね、俺そこの出身なんだ』
・サッカーのユニフォームを着ての帰宅途中、『今日試合勝った?』
・エレベーターの待ち時間がちょっと長かったとき、『やっと来たね』
・どんなときでも『Have a good day!』
・くしゃみをしたら『Bless you』
・小さい子には『Hi, Sweetie』
本当に全く知らない人からいきなり声をかけられます。気を抜いていると、気の利いた、いわゆるウィットな返しができません。気を抜いてなくても上手い返しはなかなかできないのですが。。。でもいきなり話しかけられて嫌な気はしません。みんな笑顔で話しかけてくれます。こういうところが“アメリカ人はフレンドリー”という印象につながっているのかなと思います。日本には日本の良いところもたくさんありますが、こういったフレンドリーさに触れることができたので、日本でもフレンドリーな人になろうとここに決意を残そうと思います。もちろん、知らない人に声をかけるという意味ではなく、まずは朝の挨拶からしっかりやっていきたいと思っています!
年々、日本の夏の暑さが厳しくなっていることはニュースや一時帰国中の経験で知っていました。気温だけでなく、湿度の高さが凄いですよね。。。
アメリカ全土ではないですが、私が駐在する、シリコンバレー、サンノゼの夏も30℃を超えることはありますが、連日35℃を超えるようなことはあまりありません。また湿度が低いので、日差しは強くても日陰に入ると涼しく、また朝晩は20℃を下回るため、寝苦しい夜というのはあまりありません。
そんな夏を9回過ごしたので、正直日本の夏に順応できる自信がありません。。。
ただ、みなさんもイメージあるかもしれませんが、テキサス、アリゾナ、フロリダなど、暑いところももちろんあります。
この夏、セドナへロードトリップした際、帰りに立ち寄ったPalm Springsという街(LAから2時間ぐらい)があるのですが、気温43℃でした。40℃を超える気温はもちろん初めての経験でしたし、経験したことのない暑さでした。
位置関係
セドナへのロードトリップは片道約13時間かかり、暑い砂漠地域も走ります。車中、スマホを充電しているのですが、温度が上がり過ぎて充電できないことが多かったです。皆さんは”高温で充電できない”というスマホの表示を見たことがありますか?モバイルアプリに搭載されているバッテリーですが、保護の観点より、一定温度まで達すると充電ができなくなる仕様になっています。
そして、その機能はバッテリーを保護するICに内蔵されています。今までのブログを読んでいただいている方はお気づきかもしれません。そう、この流れは、我々日清紡マイクロデバイスのICがみなさんの安全に貢献しているのです。
リチウム電池保護IC紹介ページリンク
https://www.nisshinbo-microdevices.co.jp/ja/products/lithium-ion-battery-protection/introduction/
リチウム電池保護ICは温度保護のみならず、電池電圧、そして放電電流、充電電流などをモニターし、異常時に保護するICです。例としてスマートフォンの話をしましたが、スマートフォンのみならず、リチウム電池が搭載されているモバイルデバイスには必ずと言ってよいほど、搭載されているICになります。
ですので、皆さんがお持ちのモバイルデバイスの中にも、我々のICが入っているかもしれません。つまりは、我々のICが皆さんの安全を支えているかもしれない、ということになります!
セドナ・エアポート メサでの日の出
約4年前にリリースしたPart3にて、ワールドカップに対する熱い想いを少し記載させていただきました。そう、2026年の夏は待ちに待った北中米ワールドカップが開催されましたね。今回も熱狂、そして多くの感動があったかと思います。
私は決勝トーナメント1回戦、日本vsブラジルの試合をヒューストンにて現地観戦しました。なんとサポーター席の前から3列目の座席で観戦でき、一生の思い出となりました。
ワールドカップに関して記載してしまうととんでもない長文になってしまうので、一言だけ、”マンマ・ミーア”だけ記しておきたいと思います。4年前は”ブラボー”って書いていたので・・・
ワールドカップ2026 現地の様子
冒頭、Futureに向けて歩みを強める気持ちをお伝えしましたが、やっぱりセンチメンタルな気持ち、涙がこぼれそうです。でもそれは、このアメリカでの9年間をかけがえのない時間にできたことの証だと思いました。
会社の皆様、アメリカで出会った皆様、そして家族に感謝を伝え、最終回を締めたいと思います。
Thank you for everything. See you later.
※過去の記事はこちら:
第1回: 米国駐在員が感じた日本とアメリカの違い(Part1)~-50℃対応IC~
第2回: 米国駐在員が感じた日本とアメリカの違い(Part2)~自動運転~
第3回: 米国駐在員が感じた日本とアメリカの違い(Part3)~北米の鍵事情~
第4回: 米国駐在員が感じた日本とアメリカの違い(Part4)~日本での工場監査~
第5回: 米国駐在員が感じた日本とアメリカの違い(Part5)~北米の学校生活~